メルマガ【私が一番受けたい心の授業】より
2009年12月19日 日常最近購読登録をしたメルマガが届きました。
【私が一番受けたい心の授業】です。
今自分に必要なのは、心を育て、磨くことだと思うので購読はじめたのです。
ちょっと長いですがお付き合いください。
(あれ、独り言日記じゃなかったのか?)
*****
■賢者の書スペシャル その1
2008年11月22日に、
ウエジョビで行われた公開授業「賢者の書スペシャル」の
実録をお送りします。
「賢者の書」の著者、喜多川泰さんの許可を得て掲載しています。
喜多川さん、ありがとうございます!!(^-^*)
今日は、「賢者の書スペシャル」です。
これから、
「賢者の書」(著:喜多川泰 出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4887597339/mag12-22/ref=nosim/
を元に授業をさせていただくわけですが、
この本の中に、9人の賢者が登場するんですね。
今日は、その9つの教えをお話させていただきます。
みなさん、ご存知のとおり、
今日は、著者の喜多川泰先生が来てくださっています。
だいたい、ありえないですよね。
著者を前にして、
その本について、私が語るわけですから。
でね、私なんかよりも、
喜多川さんの方が、当然
この本のことを良くわかっているわけです。
しかも、この本は、本当に奥が深くて、
とてもじゃないけど
90分や100分で語り尽くせる本でもないわけですよ。
…ですので、もしかしたら今日のお話は、
表面的なことになってしまうかもしれません。
喜多川さんからしてみたら、
「比田井先生、そういうこと言ってるんじゃないんだよ」と
いうこともあるかもしれませんが、
何とか我慢して聞いていただければと思います。
それでは、早速いきましょう。
この本、本当に素晴らしい本です。
この本を読んで、私、
「この本のことを、ウエジョビの学生たちに
伝えないといけない!」と、
去年(2007年)の11月頃から、この授業を始めたんです。
私は、いろんなクラスをまわって、
卒業するまでに10回くらい、「就職対策授業」をするんですが、
この「賢者の書スペシャル」はそのうちの1回なんですね。
そうするとですね、学生たちが感想に
「比田井先生、今回の授業、
過去最高です!」
と書いてくれる子が多かったんですね。
だから、今日は、ちょっと調子に乗ってお話します。
主人公はアレックス。
50代の会社員です。
2人の子どもがいるんですが、
最近は、顔もあわせず、会話もしていなくて、
家庭は気が休まらない場所になっています。
さらに、職場でも、
雑用ばかりが回ってくるんです。
会社では、何度もリストラが行われているんですが、
次はきっと自分の番だろう、と思わざるを得ないような状況なんです。
人前で雑用ばかりをやらされることに
耐えられなくなったアレックスは、
一人になりたくて、
ふと思い立って、休暇をとってドイツの田舎町に行きます。
そこで、ある少年と出会うのです。
少年の名は、サイード。
聞くと、サイードは、
賢者に会うために、ここにやってきたと言うのです。
サイードは、14歳の誕生日に
お祖父さんから「賢者の書」をもらいました。
お祖父さんは、
サイードが幸せになるためには、
最高の賢者としての知恵を身につけ、
自らの人生をどういう方向に向かわせるべきかということを
指し示す「ビジョン」を手に入れる必要がある。
そして、そのためには、
この「賢者の書」を持って旅に出て、
9人の賢者と会い、教えを受けなければいけない。
すべての賢者から教えを受けて、
初めてこの「賢者の書」が完成する。
と言うのです。
サイードは、もちろん旅に出ます。
これまでに8人の賢者と出会い、
この「賢者の書」を完成に近づけてきたのです。
表紙には、
「すべての成功を手に入れることのできる
最高の賢者になる旅」
と書いてあります。
アレックスは、
サイードが寝ている間に、
その「賢者の書」を読み始めました。
賢者の書には、こんなことが書かれているんです。
第一の賢者は「行動」ということを教えてくれます。
私は、この、第一の賢者の教えで、
もう一気に引き込まれました。この本に。
スゴイって思いました。この例えが。
こんなこと言うんです。
「人生というのは、
一枚の大きなパズルを完成させるようなものだ。
世の中には、大いなる力が存在する。
その大いなる力は、常にお前の味方で、
その大いなる力が、お前にしてくれることは
ただ一つだ。
お前が、何らかの行動を起こすたびに、
お前の描く夢を完成させるのに必要な
パズルのピースを一つだけくれる。
だから、夢をかなえるのに必要なのは、
行動のみだ。
また、大いなる力がお前に渡すピースに
重複はないことも憶えておくが良い。
一度受け取ったピースを
大いなる力は二度と与えることはない。
逆に、ピースを与えても、
お前が受け取っていないうちは、
大いなる力は
何度でもそれを与えようとしてくれる。
せっかく与えられたピースを
おろかな人間は
必要のないものとして、
捨ててしまったり、無視をしてしまう。
そんな時でも、
大いなる力は、我々を見捨てることなく、
そのピースを与え続けてくれる。
行動の結果として、
我々が手に入れるものは、
成功でもなければ、失敗でもない。
一枚の絵を完成させるためのピースに過ぎない。
であるから、
行動を起こすときに、
何かを期待したり、
失敗することを恐れたりすることには、
何の意味もない。
大事なことは、
できるだけ多くの行動をすること。
手にしたピースが、期待したものと違ったり、
今の自分には耐えられそうにないくらい
辛いものに思えたとしても、
それは、人生における失敗ではない。
かけがえのない、ピースを手に入れるという、
大事な経験なのだ」
…そんなことを言うんです。
行動をすると、たくさんピースをもらえるわけですよ。
ですから、
どうせ人生を生きるのだったら、
ちっちゃなパズルを作るよりも、
1万ピース、10万ピースの大きなパズルを
完成させたいじゃないですか。
だったら、行動しないと。
パズルを受け取らないと。…ですよね。
私も、パズル、やったことありますよ。
私なんて、わかりやすいピースばかりを
選んでやっていました。
小さな家や、小さな動物や、
パッと見て、
「あっ、これ、ここだ」と
わかるようなものばかり。
でもね、もちろん、
そうじゃないピースもありますよね。
真っ白とか、真っ黒とか…
同じ白でも、空に浮かんでいる雲の白なのか、
家の壁の白なのか、洋服の白なのか、
もしくは別の場所なのか…
パッと見、わからないですよ。
それを一つだけ渡されても、
それがどこになるのか、
全然わからないですよね。
でも、
パズルを完成させるためには、
わかりやすいピースももちろん必要ですが、
どこになるのか、まったくわからないような…
一見、どうでもいいようなピース…
後回しにしたくなるようなピースも、
絶対に必要なんです。
どのピースも平等に必要なんですね。
人生で考えれば、
「わかりやすいピース」は、
うまくいった出来事、なのかもしれません。
「わかりにくいピース」は、
一見、「なんで自分だけこんなこと…」って
思ってしまうような出来事なんじゃないですかね。
叱られた、辛かった、失敗した…
…そんな出来事は、
「わかりにくいピース」なのかもしれません。
例え「わかりにくいピース」だったとしても、
大いなる力は、我々がピースを受け取らなければ、
何度でもそれを与えてくれるんです。
どういうことかと言うと、
例えば、私も
言われたことを素直に聴けなかったりすると、
同じ失敗を何回もしてしまいます。何回も。
それは、同じピースを何度も与えられているけど、
受け取ってないってことなんです。
ちゃんとピースを受け取って、
…なぜ失敗したのかを考えて、
それに気づいて素直に直せば、
同じ失敗はしません。
それが、
「与えられたピースを受け取った」
ということなんじゃないでしょうか。
学生たちにも言うんですが、
この、「パズルのピースを受け取る」ってことは、
結局は、
「行動した結果、そこから学べるかどうか」
じゃないかと思うんです。
これは、「ウエジョビ3つの約束」の、
「素直」に直結するんじゃないかと思います。
あの、行動って本当に大事だなと思うんですけども、
行動すればするほど、ピースをたくさんもらえます。
それは、見た目には、
「何でこんなに頑張ったのに、うまくいかないんだろう」って
思うこともあるかもしれませんが、
そこには大事なピースがあるわけですよ。
話は変わるんですけれども、
「鏡の法則」という、ミリオンセラーの本があります。
(「鏡の法則」(著:野口嘉則 総合法令出版)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4893469622/mag12-22/ref=nosim/ )
私は、「私の人生を変えた本」で、
喜多川先生の本以外で
一冊選べ、と言われれば、
間違いなく、この「鏡の法則」を挙げます。
この本で、
私はかなり考え方が変わって、
あまりイライラもしなくなりましたし、
本当に、人生が変わりました。
素晴らしい本です。
もう、いろんな人に勧めまくっています。
この本の中の、私が一番
なるほど、
と思ったメッセージがこれですね。
「人生で起こるどんな問題も、
何か大切なことを気づかせてくれるために起こる。
だから、自分に解決のできない問題は
決して起こらない」
…そう考えれば、
嫌な出来事ほど、
大事なことを気づかせてくれる、
大事なピースなんじゃないかと、
そんな気がします。
私の超尊敬する佐藤芳直さんも、
こんなことを言っています。
「『このことは、私に何を教えてくれているのか』と
考えること、
それこそが『素直』ということじゃないか。
また、そう考えることが、
『時間を味方につける』ということじゃないか」と。
まさしく、同じことかと思います。
また、芳直さんは、
「愚者は賢者に学ばず
賢者は愚者にも学ぶ」とおっしゃっていますが、
これは、
「賢者はどんなことからでも…
嫌なことからでも、
そこから学ぶ」
という風にも、とらえられるのかと思っています。
言っていることは、みなさん一緒なのかなと。
大事なことは、やはりこういうことなんだなと
そんな風に思います。はい。
この、一番目の賢者の教えに
ずいぶん時間をかけてしまいましたが、
ホント大事なことを教えてくれていると思いました。
「鏡の法則」(著:野口嘉則 総合法令出版)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4893469622/mag12-22/ref=nosim/
「賢者の書」(著:喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4887597339/mag12-22/ref=nosim/
<次号に続く>
※この「賢者の書スペシャル」公開授業では、
喜多川泰さんの講演会もありました。
喜多川さんの講演の様子を少し、
ブログで5回連載で掲載しました。
興味のある方はどうぞ!
http://hidakazu.naganoblog.jp/e359369.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e359398.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e359400.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e361571.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e361584.html
━━━━━━━━━━━━━
■ 私が読んだ本コーナー
━━━━━━━━━━━━━
今日は、荒川祐二さんの
「半ケツとゴミ拾い」(地湧社)をご紹介します。
荒川祐二さんと言えば、
新宿駅東口の掃除で有名になった方です。
テレビや新聞でも、何度か取り上げられているので、
ご存知の方もいらっしゃることでしょう。
私も、テレビで取り上げていたのを
観たことがありました。
ですので、彼のことを知ってはいたのですが、
「なぜ、ゴミ拾いをするようになったのか?」は、
この本を読むまで知りませんでした。
荒川さんは、ゴミ拾いを始める前、
自分のことを
「生きる価値なし」の人間だと思っていました。
家はかなり裕福で、
欲しいものは、何でも手に入ったそうです。
でも、それが幸せだとか、ありがたいとか、
それらを与えてくれる親に感謝するとか、
そんな気持ちはまったく持っていませんでした。
夢も目標もなく、ただダラダラ過ごす毎日。
毎晩飲み歩き、ブランド物を身につけ、
学校をサボり、周囲に対して不平不満をまき散らし…。
でも、周りの人たちが就職活動が始めると、
「俺、何してんのかな?」
と疑問を持つようになったのです。
目を輝かせながら日々生きる友人と、自分を比べ、
気づけば
「自分なんか生きる価値もない」
と、自分を大嫌いになっていました。
そして、少しずつ大きくなってきた
「自分を変えたい…」という思い。
そんな時、たまたまお兄さんと一緒に観にいった
ある映画に心を動かされます。
その映画のテーマは「動けば変わる」。
「『出来ない』って言う前に
やってみろ!!」
そんなセリフに感動し、涙を流した荒川さん。
「自分を変えたい」という強い思いと、
お兄さんに言われた
「何でもいいから、実際やってみ」という言葉から、
毎朝6時から、新宿駅東口を掃除することを
決意するのです。
しかし、翌朝、新宿駅に降り立った彼の目には
おびただしい数のゴミ、ゴミ、ゴミ…。
さらには、ホームレスや酔っ払いの寝込む姿…。
気を取り直してゴミ拾いを始める彼に、
ホームレスやヤクザたちは、
「縄張りを荒らされた」とでも思っているのか、
つばを吐きかけたり、
まとめたゴミを蹴散らしたり、
空き缶を投げつけたりします。
もう、辛くて悲しくて、人目もはばからず、
ボロボロと涙をこぼしながら帰った2週間目…
あと1日だけ行ったら辞めようと決心し、
最後の掃除のつもりで出かけた新宿駅。
彼の目に映ったのは、
掃除をしているホームレスのおじさんでした。
今まで2週間、辛くて、苦しくて、
誰にも助けてもらえなかった荒川さん…。
この光景を見て、どれだけ嬉しかったことでしょう。
この日から、荒川さんの周りでは
様々な奇跡が起こりはじめます。
仲間が増え、テレビ局にも取材され…
そして、いつしか、
荒川さんは自分が大好きになっていたのです。
毎月何十万と仕送りしてもらって
ブランド物を買っていても、
全然親に感謝していなかった荒川さんが、
掃除しているときにおばちゃんにもらった、
120円のホットコーヒーに
心からの「ありがとう」が言えるようになったのです。
…荒川さんの「自分を変えたい」という思いは、
本当に強かったんですね。
毎日、早起きをして
あの汚い新宿駅前を、
掃除し続けて…
そのおかげで周りがどんどん変わってきて、
たくさんの奇跡が起きて、
たくさん泣いて、
自分を変えることができた…
自分が大好きになった…
人生が変わった…。
…私は、ものすごく感動しました。
…「自分を変えたい!」という思いを持っている人は
多いと思います。
ウチの学校に入学してくる学生でも、
「変わりたい!」という思いを
抱えている子達が多いんです。
実際に、見違えるように変わる子もたくさんいます。
荒川さんにしても、
変わることができた学生たちにしても、
大切なことは「行動すること」。
ゴミ拾いでも、
あいさつでも、とにかく行動すれば、
絶対に何かが変わっていくと思うのです。
私は、自分のことは好きなのですが、
それでもやはり、変えたい部分はあります。
「自分を変えたい」という思いは常にあるのです。
そうは思いながらも、
なかなか行動できなかったり、
行動してはみたものの、
なかなか続かなかったりして…。
そんな、
「変わりたい願望」を持っている私にとって
この本は、
荒川さんの心の動きや行動が
具体的に、わかりやすく書いてあったので、
すごく共感できました。
特に、映画を観て感動するシーン、
映画のセリフやお兄さんの言葉が
心に刺さるシーンでは、
まるで自分が言われているかのようで、
荒川さんと一緒に
決意している自分がいました。
私のために書いてくれた本じゃないかと
思えるほどでした。
文章のタッチとしては、
「イマドキの若者」という感じで、
もしかしたら、
そういう文章が苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
でも、特に
「自分を変えたい」と思っている人…
「自分が嫌い」という人には
ぜひ読んでほしいと思います。
高校生や大学生…20代前後の若者達には、
特に読んでほしい本ですね。
荒川さんの、
ストレートな心の叫びが、
素直に心の奥に届きます。
ちょうど、今日の授業の「第一の賢者」も
「行動」を教えてくれたのですが、
ホント、行動って大事ですね。
「『出来ない』って言う前に
やってみろ!!」
この言葉を胸に、私も行動を続けていきたいです。
大切なことにいろいろと気づかせてくださった
荒川さんに感謝です。
…と言うことで、
今日の本は、
「半ケツとゴミ拾い」(著:荒川祐二 出版:地湧社)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4885032016/mag12-22/ref=nosim/
でした。^^
荒川祐二さんのサイトには、
荒川さんのドキュメント動画が掲載されています。
ぜひ見てください!
とても勇気付けられます。
何か始めよう!という気持ちになります。
胸がアツくなります…。
子供達にも、ぜひ観てほしいな…。
↓荒川祐二オフィシャルサイト
http://arakawayuji.com/
━━━━━━━━━━━━━━
■ 比田井和孝講演会 情報
━━━━━━━━━━━━━━
■1/16(土) 長野市若里市民文化ホール
1.日時 1月16日(土)
13:30~16:30(受付12:30~)
2.場所 若里市民文化ホール
3.内容
・比田井和孝講演
すべては子供達の幸せのために
─ 子育ては「やり方」の前に… ─
・対談 伊藤かおる氏&比田井和孝
伊藤かおる氏…
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役。
精神保健福祉士、産業カウンセラーとして、学校・病院・
企業等でキャリア及びメンタルの相談に携わる
4.入場料 無料
5.定員 300名
6.お申込 若年者地域連携事業推進センター
株式会社コミュニケーションズ・アイ
http://www.comm-i.com/
0263-27-5010 renkei@comm-i.com
↓詳細はこちら
http://www.uejobi.ac.jp/kouen.php
…伊藤かおるさんも、あちこちで講演されている方です。
経験も豊富で、ものすごく引き出しの多い方です。
伊藤さんと対談させていただけるなんて、ありがたいことです!^^
■1/23(土)長野県飯田市松尾公民館
1.日時 1月23日(土)
13:30~16:30(受付 13:00~)
2.場所 飯田市松尾公民館ホール
3.内容
・13:30 開会式
・13:40~14:40 活動発表
発表者:結いジュニア・リーダー
「働くこと・学ぶこと・生きること」
・14:50~16:20 比田井和孝講演会
「何のためにはたらくのか」
4.入場料 無料
5.定員 200名
6.お申込 飯田市教育委員会
生涯学習・スポーツ課 地育力向上係
http://chiikuryoku.net/
0265-22-4511 shougai@city.iida.nagano.jp
↓詳細はこちら
http://www.uejobi.ac.jp/kouen.php
…「私が一番受けたいココロの授業」を読んで感動した方が、
ぜひ、飯田でも講演を! …とのことで、企画してくださいました!
先日お会いしましたが、とてもアツい方でした!^^
━━━━━━━
■ 編集後記
━━━━━━━
■11月3日の、
2冊目出版用の講演には、たくさんの方が来てくださいました!
ありがとうございました!!
なんと、あの木下晴弘先生まで、
大阪から5人で駆けつけてくださったんです!
しかも、終わったら、なんと、
花束のプレゼントがあり、
聞いて下さった方がみなさん立ち上がって、
クラッカーを鳴らしてくださったんです!
…まさに「サプライズ」で、感激でした!
とってもビックリしました!
(私は動画を撮っていたのですが、
突然の出来事にパニックになって、
どこをどう撮影したらよいかわからず、
あたふたして、ズームにしたり、引いてみたり、
まったく関係ないところを撮ってしまいました。
そんな様子がすべて動画に残っています…。^^;)
なんでも、木下晴弘先生と、会社の方達が
一人一人にクラッカーを渡して、
お願いしてくださったとか…。
講演会を主催している私たちに気付かれないように
こっそり準備してくださるなんて…
もう、比田井和孝も大感激でした!
そして、1月出版予定の、
この講演録ですが…
…なかなか進んでいません。(ごめんなさい!)
でも、これからはなんとか時間が作れそうなので、
頑張っていきます!
また、詳しいことが決まったら
みなさんにお知らせしますね!^^
お楽しみに!
私も楽しみです!(^-^=)
■そろそろ、クリスマスシーズンですね!
みなさんのお家には、
どんなサンタさんが来るのでしょうか?
先日、木下晴弘先生と、
クリスマスの話になりました。
木下さんは、子ども達に、
2つのことを伝えているそうです。
1つ目。
「サンタさんは、いつも見ているから、
いい子にしていれば、
プレゼントをくれると思うよ」
2つ目。
「今の自分にふさわしいプレゼントをお願いしないと、
サンタさんは聞いてくれないと思うよ」
12月上旬、子供達は、
自分が欲しいものを書いて、
靴下の中に入れておくそうです。
その手紙にサンタさんが納得すれば、
手紙を持って行ってくれるんですね。
手紙を入れた翌日から、
子供達は毎朝、起きるとすぐに、
靴下の中をのぞきこみます。
…まだ、手紙は入ったままです。
その次の日も、次の日も…。
サンタさんは、
なかなか手紙を持っていってくれないんですね。
すると、子供達は悩み始めて、
お父さんに相談に来るそうです。
「サンタさんに○○をお願いしたんだけど、
これって、僕にふさわしくないのかなぁ…?」
「私、いい子じゃないかなぁ…?」
それに対して、木下さんは
「ふさわしくないかもね」とか、
「こうしたほうがいいんじゃない」とかは
いっさい言いません。
「自分はどう思うの?」
「じゃあ、どうしたらいいと思う?」と
子供達に自分で考えてもらうそうです。
さすが、コーチングのプロですね!
子供達は、
プレゼントを変更したり、
「今日から、僕、毎朝新聞を取りに行くよ」
「私は、毎日、庭の木の水やりをする」
というように、
自ら行動を始めるそうです。
すごいですね~。
ちなみに、比田井家の場合は…
「人様から物をもらうのに、
『○○が欲しい』
なんて言うのはサンタさんに失礼だよね。
サンタさんは、
ずっと寛太のことを見ていて、
寛太に必要だと思うものを
選んでくれるんだよ。
ありがたいね。」
今は、あちこちにサンタさんの置物や
イルミネーションがありますが、
寛太は、あのサンタさんたちは、
夜中になると動き出して、
いい子で寝ているか、
様子を見に来ると思っています。
以前「さんまのからくりテレビ」で
クリスマスの日の朝の
ある男の子の様子を映したビデオを観ました。
5~6才くらいだったと思います。
朝起きて、
プレゼントを見つけた男の子が、
喜び勇んで、
お父さん、お母さんのところに
プレゼントを持ってくるんですね。
「サンタさんが来たよ!」と
大はしゃぎです。
まさに「狂喜乱舞」の状態です。
窓を開けて、大きな声で
「サンタさん!ありがとう!!!!」
と叫んだと思うと、
「こんな僕のところにも
サンタさんが来てくれた!
こんな僕のところにも…」
と今度は泣き出すんですね。
うれし泣きです。
号泣です。
「こんな、
こんな僕のところに来てくれて
サンタさんありがとう~!
ありがとう!!!」
と、泣きながら叫び、
また号泣…。
いい子だなぁ、としみじみ思いました。
この子のお家では、
サンタさんのことをどんな風に伝えていたのかな?
と気になりました。
いろんなお家に、
いろんなタイプのサンタさんが来ると思いますが、
どんなサンタさんにせよ、
子供達が喜ぶ顔を見るのは、
とっても楽しみですね!(^-^*)
━━━━━━━━━
■ 余談ですが…
━━━━━━━━━
私たちが時々行くラーメン屋さんには、
水槽があります。
熱帯魚がたくさん泳いでいるのですが、
「ファインディング・ニモ」で有名になった、
「カクレクマノミ」もいます。
魚の名前にはうるさい(?)寛太ですが、
この「カクレクマノミ」のことは、
「ニモ、ニモ」と呼んでいます。
水槽の隣の席になると、
ずっとご機嫌でニモを見ています。
先日、姉と一緒に(寛太はいなかったのですが)
そのラーメン屋さんに行きました。
ちょうど水槽の隣の席になりました。
私が、
「この席がとれると、
寛太がいつも、ニモを見てご機嫌なんだよ~」
と話したところ、
姉は、「へぇ~…」と楽しげに水槽を見つめながら
「それにしても、
おっきいね!
このミノ!」
…えっ!?
「ミノ」ですか??
あの「みのもんた」さんですか???
いやいや、「みの」にしては、
ちっちゃいですよ!
もう、あのニモに
みのもんたさんの顔がかぶって、
笑えて仕方ありませんでした。
以来、ニモを見ると
どうしても思い出し笑いをしてしまいます。
さらに余談ですが、
その日の夜、家に帰った姉が、
その「ミノ」の話をダンナ様にして大笑いした後、
2人でネギの話をしていたそうです。
種類の違うネギを目の前にして、
どんなネギがいいだの、
このネギはこうして料理したらおいしいだの
話をしていたそうです。
そして、
「私はやっぱり、
下仁田(しもにた)ネギが好きだなぁ…」
と言おうとした姉の口から出た言葉は、
「私はやっぱり
下ネタネギが好きだなぁ…」
…し、シモネタ、ですか…。
やっぱり(笑)。
こんな姉の家庭は
毎日笑いが絶えないそうです。
平和です。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!!(o^-^o)
━━━━━━━
■ お願い
━━━━━━━
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を元に授業をさせていただくわけですが、
この本の中に、9人の賢者が登場するんですね。
今日は、その9つの教えをお話させていただきます。
みなさん、ご存知のとおり、
今日は、著者の喜多川泰先生が来てくださっています。
だいたい、ありえないですよね。
著者を前にして、
その本について、私が語るわけですから。
でね、私なんかよりも、
喜多川さんの方が、当然
この本のことを良くわかっているわけです。
しかも、この本は、本当に奥が深くて、
とてもじゃないけど
90分や100分で語り尽くせる本でもないわけですよ。
…ですので、もしかしたら今日のお話は、
表面的なことになってしまうかもしれません。
喜多川さんからしてみたら、
「比田井先生、そういうこと言ってるんじゃないんだよ」と
いうこともあるかもしれませんが、
何とか我慢して聞いていただければと思います。
それでは、早速いきましょう。
この本、本当に素晴らしい本です。
この本を読んで、私、
「この本のことを、ウエジョビの学生たちに
伝えないといけない!」と、
去年(2007年)の11月頃から、この授業を始めたんです。
私は、いろんなクラスをまわって、
卒業するまでに10回くらい、「就職対策授業」をするんですが、
この「賢者の書スペシャル」はそのうちの1回なんですね。
そうするとですね、学生たちが感想に
「比田井先生、今回の授業、
過去最高です!」
と書いてくれる子が多かったんですね。
だから、今日は、ちょっと調子に乗ってお話します。
主人公はアレックス。
50代の会社員です。
2人の子どもがいるんですが、
最近は、顔もあわせず、会話もしていなくて、
家庭は気が休まらない場所になっています。
さらに、職場でも、
雑用ばかりが回ってくるんです。
会社では、何度もリストラが行われているんですが、
次はきっと自分の番だろう、と思わざるを得ないような状況なんです。
人前で雑用ばかりをやらされることに
耐えられなくなったアレックスは、
一人になりたくて、
ふと思い立って、休暇をとってドイツの田舎町に行きます。
そこで、ある少年と出会うのです。
少年の名は、サイード。
聞くと、サイードは、
賢者に会うために、ここにやってきたと言うのです。
サイードは、14歳の誕生日に
お祖父さんから「賢者の書」をもらいました。
お祖父さんは、
サイードが幸せになるためには、
最高の賢者としての知恵を身につけ、
自らの人生をどういう方向に向かわせるべきかということを
指し示す「ビジョン」を手に入れる必要がある。
そして、そのためには、
この「賢者の書」を持って旅に出て、
9人の賢者と会い、教えを受けなければいけない。
すべての賢者から教えを受けて、
初めてこの「賢者の書」が完成する。
と言うのです。
サイードは、もちろん旅に出ます。
これまでに8人の賢者と出会い、
この「賢者の書」を完成に近づけてきたのです。
表紙には、
「すべての成功を手に入れることのできる
最高の賢者になる旅」
と書いてあります。
アレックスは、
サイードが寝ている間に、
その「賢者の書」を読み始めました。
賢者の書には、こんなことが書かれているんです。
第一の賢者は「行動」ということを教えてくれます。
私は、この、第一の賢者の教えで、
もう一気に引き込まれました。この本に。
スゴイって思いました。この例えが。
こんなこと言うんです。
「人生というのは、
一枚の大きなパズルを完成させるようなものだ。
世の中には、大いなる力が存在する。
その大いなる力は、常にお前の味方で、
その大いなる力が、お前にしてくれることは
ただ一つだ。
お前が、何らかの行動を起こすたびに、
お前の描く夢を完成させるのに必要な
パズルのピースを一つだけくれる。
だから、夢をかなえるのに必要なのは、
行動のみだ。
また、大いなる力がお前に渡すピースに
重複はないことも憶えておくが良い。
一度受け取ったピースを
大いなる力は二度と与えることはない。
逆に、ピースを与えても、
お前が受け取っていないうちは、
大いなる力は
何度でもそれを与えようとしてくれる。
せっかく与えられたピースを
おろかな人間は
必要のないものとして、
捨ててしまったり、無視をしてしまう。
そんな時でも、
大いなる力は、我々を見捨てることなく、
そのピースを与え続けてくれる。
行動の結果として、
我々が手に入れるものは、
成功でもなければ、失敗でもない。
一枚の絵を完成させるためのピースに過ぎない。
であるから、
行動を起こすときに、
何かを期待したり、
失敗することを恐れたりすることには、
何の意味もない。
大事なことは、
できるだけ多くの行動をすること。
手にしたピースが、期待したものと違ったり、
今の自分には耐えられそうにないくらい
辛いものに思えたとしても、
それは、人生における失敗ではない。
かけがえのない、ピースを手に入れるという、
大事な経験なのだ」
…そんなことを言うんです。
行動をすると、たくさんピースをもらえるわけですよ。
ですから、
どうせ人生を生きるのだったら、
ちっちゃなパズルを作るよりも、
1万ピース、10万ピースの大きなパズルを
完成させたいじゃないですか。
だったら、行動しないと。
パズルを受け取らないと。…ですよね。
私も、パズル、やったことありますよ。
私なんて、わかりやすいピースばかりを
選んでやっていました。
小さな家や、小さな動物や、
パッと見て、
「あっ、これ、ここだ」と
わかるようなものばかり。
でもね、もちろん、
そうじゃないピースもありますよね。
真っ白とか、真っ黒とか…
同じ白でも、空に浮かんでいる雲の白なのか、
家の壁の白なのか、洋服の白なのか、
もしくは別の場所なのか…
パッと見、わからないですよ。
それを一つだけ渡されても、
それがどこになるのか、
全然わからないですよね。
でも、
パズルを完成させるためには、
わかりやすいピースももちろん必要ですが、
どこになるのか、まったくわからないような…
一見、どうでもいいようなピース…
後回しにしたくなるようなピースも、
絶対に必要なんです。
どのピースも平等に必要なんですね。
人生で考えれば、
「わかりやすいピース」は、
うまくいった出来事、なのかもしれません。
「わかりにくいピース」は、
一見、「なんで自分だけこんなこと…」って
思ってしまうような出来事なんじゃないですかね。
叱られた、辛かった、失敗した…
…そんな出来事は、
「わかりにくいピース」なのかもしれません。
例え「わかりにくいピース」だったとしても、
大いなる力は、我々がピースを受け取らなければ、
何度でもそれを与えてくれるんです。
どういうことかと言うと、
例えば、私も
言われたことを素直に聴けなかったりすると、
同じ失敗を何回もしてしまいます。何回も。
それは、同じピースを何度も与えられているけど、
受け取ってないってことなんです。
ちゃんとピースを受け取って、
…なぜ失敗したのかを考えて、
それに気づいて素直に直せば、
同じ失敗はしません。
それが、
「与えられたピースを受け取った」
ということなんじゃないでしょうか。
学生たちにも言うんですが、
この、「パズルのピースを受け取る」ってことは、
結局は、
「行動した結果、そこから学べるかどうか」
じゃないかと思うんです。
これは、「ウエジョビ3つの約束」の、
「素直」に直結するんじゃないかと思います。
あの、行動って本当に大事だなと思うんですけども、
行動すればするほど、ピースをたくさんもらえます。
それは、見た目には、
「何でこんなに頑張ったのに、うまくいかないんだろう」って
思うこともあるかもしれませんが、
そこには大事なピースがあるわけですよ。
話は変わるんですけれども、
「鏡の法則」という、ミリオンセラーの本があります。
(「鏡の法則」(著:野口嘉則 総合法令出版)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4893469622/mag12-22/ref=nosim/ )
私は、「私の人生を変えた本」で、
喜多川先生の本以外で
一冊選べ、と言われれば、
間違いなく、この「鏡の法則」を挙げます。
この本で、
私はかなり考え方が変わって、
あまりイライラもしなくなりましたし、
本当に、人生が変わりました。
素晴らしい本です。
もう、いろんな人に勧めまくっています。
この本の中の、私が一番
なるほど、
と思ったメッセージがこれですね。
「人生で起こるどんな問題も、
何か大切なことを気づかせてくれるために起こる。
だから、自分に解決のできない問題は
決して起こらない」
…そう考えれば、
嫌な出来事ほど、
大事なことを気づかせてくれる、
大事なピースなんじゃないかと、
そんな気がします。
私の超尊敬する佐藤芳直さんも、
こんなことを言っています。
「『このことは、私に何を教えてくれているのか』と
考えること、
それこそが『素直』ということじゃないか。
また、そう考えることが、
『時間を味方につける』ということじゃないか」と。
まさしく、同じことかと思います。
また、芳直さんは、
「愚者は賢者に学ばず
賢者は愚者にも学ぶ」とおっしゃっていますが、
これは、
「賢者はどんなことからでも…
嫌なことからでも、
そこから学ぶ」
という風にも、とらえられるのかと思っています。
言っていることは、みなさん一緒なのかなと。
大事なことは、やはりこういうことなんだなと
そんな風に思います。はい。
この、一番目の賢者の教えに
ずいぶん時間をかけてしまいましたが、
ホント大事なことを教えてくれていると思いました。
「鏡の法則」(著:野口嘉則 総合法令出版)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4893469622/mag12-22/ref=nosim/
「賢者の書」(著:喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4887597339/mag12-22/ref=nosim/
<次号に続く>
※この「賢者の書スペシャル」公開授業では、
喜多川泰さんの講演会もありました。
喜多川さんの講演の様子を少し、
ブログで5回連載で掲載しました。
興味のある方はどうぞ!
http://hidakazu.naganoblog.jp/e359369.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e359398.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e359400.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e361571.html
http://hidakazu.naganoblog.jp/e361584.html
━━━━━━━━━━━━━
■ 私が読んだ本コーナー
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今日は、荒川祐二さんの
「半ケツとゴミ拾い」(地湧社)をご紹介します。
荒川祐二さんと言えば、
新宿駅東口の掃除で有名になった方です。
テレビや新聞でも、何度か取り上げられているので、
ご存知の方もいらっしゃることでしょう。
私も、テレビで取り上げていたのを
観たことがありました。
ですので、彼のことを知ってはいたのですが、
「なぜ、ゴミ拾いをするようになったのか?」は、
この本を読むまで知りませんでした。
荒川さんは、ゴミ拾いを始める前、
自分のことを
「生きる価値なし」の人間だと思っていました。
家はかなり裕福で、
欲しいものは、何でも手に入ったそうです。
でも、それが幸せだとか、ありがたいとか、
それらを与えてくれる親に感謝するとか、
そんな気持ちはまったく持っていませんでした。
夢も目標もなく、ただダラダラ過ごす毎日。
毎晩飲み歩き、ブランド物を身につけ、
学校をサボり、周囲に対して不平不満をまき散らし…。
でも、周りの人たちが就職活動が始めると、
「俺、何してんのかな?」
と疑問を持つようになったのです。
目を輝かせながら日々生きる友人と、自分を比べ、
気づけば
「自分なんか生きる価値もない」
と、自分を大嫌いになっていました。
そして、少しずつ大きくなってきた
「自分を変えたい…」という思い。
そんな時、たまたまお兄さんと一緒に観にいった
ある映画に心を動かされます。
その映画のテーマは「動けば変わる」。
「『出来ない』って言う前に
やってみろ!!」
そんなセリフに感動し、涙を流した荒川さん。
「自分を変えたい」という強い思いと、
お兄さんに言われた
「何でもいいから、実際やってみ」という言葉から、
毎朝6時から、新宿駅東口を掃除することを
決意するのです。
しかし、翌朝、新宿駅に降り立った彼の目には
おびただしい数のゴミ、ゴミ、ゴミ…。
さらには、ホームレスや酔っ払いの寝込む姿…。
気を取り直してゴミ拾いを始める彼に、
ホームレスやヤクザたちは、
「縄張りを荒らされた」とでも思っているのか、
つばを吐きかけたり、
まとめたゴミを蹴散らしたり、
空き缶を投げつけたりします。
もう、辛くて悲しくて、人目もはばからず、
ボロボロと涙をこぼしながら帰った2週間目…
あと1日だけ行ったら辞めようと決心し、
最後の掃除のつもりで出かけた新宿駅。
彼の目に映ったのは、
掃除をしているホームレスのおじさんでした。
今まで2週間、辛くて、苦しくて、
誰にも助けてもらえなかった荒川さん…。
この光景を見て、どれだけ嬉しかったことでしょう。
この日から、荒川さんの周りでは
様々な奇跡が起こりはじめます。
仲間が増え、テレビ局にも取材され…
そして、いつしか、
荒川さんは自分が大好きになっていたのです。
毎月何十万と仕送りしてもらって
ブランド物を買っていても、
全然親に感謝していなかった荒川さんが、
掃除しているときにおばちゃんにもらった、
120円のホットコーヒーに
心からの「ありがとう」が言えるようになったのです。
…荒川さんの「自分を変えたい」という思いは、
本当に強かったんですね。
毎日、早起きをして
あの汚い新宿駅前を、
掃除し続けて…
そのおかげで周りがどんどん変わってきて、
たくさんの奇跡が起きて、
たくさん泣いて、
自分を変えることができた…
自分が大好きになった…
人生が変わった…。
…私は、ものすごく感動しました。
…「自分を変えたい!」という思いを持っている人は
多いと思います。
ウチの学校に入学してくる学生でも、
「変わりたい!」という思いを
抱えている子達が多いんです。
実際に、見違えるように変わる子もたくさんいます。
荒川さんにしても、
変わることができた学生たちにしても、
大切なことは「行動すること」。
ゴミ拾いでも、
あいさつでも、とにかく行動すれば、
絶対に何かが変わっていくと思うのです。
私は、自分のことは好きなのですが、
それでもやはり、変えたい部分はあります。
「自分を変えたい」という思いは常にあるのです。
そうは思いながらも、
なかなか行動できなかったり、
行動してはみたものの、
なかなか続かなかったりして…。
そんな、
「変わりたい願望」を持っている私にとって
この本は、
荒川さんの心の動きや行動が
具体的に、わかりやすく書いてあったので、
すごく共感できました。
特に、映画を観て感動するシーン、
映画のセリフやお兄さんの言葉が
心に刺さるシーンでは、
まるで自分が言われているかのようで、
荒川さんと一緒に
決意している自分がいました。
私のために書いてくれた本じゃないかと
思えるほどでした。
文章のタッチとしては、
「イマドキの若者」という感じで、
もしかしたら、
そういう文章が苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
でも、特に
「自分を変えたい」と思っている人…
「自分が嫌い」という人には
ぜひ読んでほしいと思います。
高校生や大学生…20代前後の若者達には、
特に読んでほしい本ですね。
荒川さんの、
ストレートな心の叫びが、
素直に心の奥に届きます。
ちょうど、今日の授業の「第一の賢者」も
「行動」を教えてくれたのですが、
ホント、行動って大事ですね。
「『出来ない』って言う前に
やってみろ!!」
この言葉を胸に、私も行動を続けていきたいです。
大切なことにいろいろと気づかせてくださった
荒川さんに感謝です。
…と言うことで、
今日の本は、
「半ケツとゴミ拾い」(著:荒川祐二 出版:地湧社)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4885032016/mag12-22/ref=nosim/
でした。^^
荒川祐二さんのサイトには、
荒川さんのドキュメント動画が掲載されています。
ぜひ見てください!
とても勇気付けられます。
何か始めよう!という気持ちになります。
胸がアツくなります…。
子供達にも、ぜひ観てほしいな…。
↓荒川祐二オフィシャルサイト
http://arakawayuji.com/
━━━━━━━━━━━━━━
■ 比田井和孝講演会 情報
━━━━━━━━━━━━━━
■1/16(土) 長野市若里市民文化ホール
1.日時 1月16日(土)
13:30~16:30(受付12:30~)
2.場所 若里市民文化ホール
3.内容
・比田井和孝講演
すべては子供達の幸せのために
─ 子育ては「やり方」の前に… ─
・対談 伊藤かおる氏&比田井和孝
伊藤かおる氏…
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役。
精神保健福祉士、産業カウンセラーとして、学校・病院・
企業等でキャリア及びメンタルの相談に携わる
4.入場料 無料
5.定員 300名
6.お申込 若年者地域連携事業推進センター
株式会社コミュニケーションズ・アイ
http://www.comm-i.com/
0263-27-5010 renkei@comm-i.com
↓詳細はこちら
http://www.uejobi.ac.jp/kouen.php
…伊藤かおるさんも、あちこちで講演されている方です。
経験も豊富で、ものすごく引き出しの多い方です。
伊藤さんと対談させていただけるなんて、ありがたいことです!^^
■1/23(土)長野県飯田市松尾公民館
1.日時 1月23日(土)
13:30~16:30(受付 13:00~)
2.場所 飯田市松尾公民館ホール
3.内容
・13:30 開会式
・13:40~14:40 活動発表
発表者:結いジュニア・リーダー
「働くこと・学ぶこと・生きること」
・14:50~16:20 比田井和孝講演会
「何のためにはたらくのか」
4.入場料 無料
5.定員 200名
6.お申込 飯田市教育委員会
生涯学習・スポーツ課 地育力向上係
http://chiikuryoku.net/
0265-22-4511 shougai@city.iida.nagano.jp
↓詳細はこちら
http://www.uejobi.ac.jp/kouen.php
…「私が一番受けたいココロの授業」を読んで感動した方が、
ぜひ、飯田でも講演を! …とのことで、企画してくださいました!
先日お会いしましたが、とてもアツい方でした!^^
━━━━━━━
■ 編集後記
━━━━━━━
■11月3日の、
2冊目出版用の講演には、たくさんの方が来てくださいました!
ありがとうございました!!
なんと、あの木下晴弘先生まで、
大阪から5人で駆けつけてくださったんです!
しかも、終わったら、なんと、
花束のプレゼントがあり、
聞いて下さった方がみなさん立ち上がって、
クラッカーを鳴らしてくださったんです!
…まさに「サプライズ」で、感激でした!
とってもビックリしました!
(私は動画を撮っていたのですが、
突然の出来事にパニックになって、
どこをどう撮影したらよいかわからず、
あたふたして、ズームにしたり、引いてみたり、
まったく関係ないところを撮ってしまいました。
そんな様子がすべて動画に残っています…。^^;)
なんでも、木下晴弘先生と、会社の方達が
一人一人にクラッカーを渡して、
お願いしてくださったとか…。
講演会を主催している私たちに気付かれないように
こっそり準備してくださるなんて…
もう、比田井和孝も大感激でした!
そして、1月出版予定の、
この講演録ですが…
…なかなか進んでいません。(ごめんなさい!)
でも、これからはなんとか時間が作れそうなので、
頑張っていきます!
また、詳しいことが決まったら
みなさんにお知らせしますね!^^
お楽しみに!
私も楽しみです!(^-^=)
■そろそろ、クリスマスシーズンですね!
みなさんのお家には、
どんなサンタさんが来るのでしょうか?
先日、木下晴弘先生と、
クリスマスの話になりました。
木下さんは、子ども達に、
2つのことを伝えているそうです。
1つ目。
「サンタさんは、いつも見ているから、
いい子にしていれば、
プレゼントをくれると思うよ」
2つ目。
「今の自分にふさわしいプレゼントをお願いしないと、
サンタさんは聞いてくれないと思うよ」
12月上旬、子供達は、
自分が欲しいものを書いて、
靴下の中に入れておくそうです。
その手紙にサンタさんが納得すれば、
手紙を持って行ってくれるんですね。
手紙を入れた翌日から、
子供達は毎朝、起きるとすぐに、
靴下の中をのぞきこみます。
…まだ、手紙は入ったままです。
その次の日も、次の日も…。
サンタさんは、
なかなか手紙を持っていってくれないんですね。
すると、子供達は悩み始めて、
お父さんに相談に来るそうです。
「サンタさんに○○をお願いしたんだけど、
これって、僕にふさわしくないのかなぁ…?」
「私、いい子じゃないかなぁ…?」
それに対して、木下さんは
「ふさわしくないかもね」とか、
「こうしたほうがいいんじゃない」とかは
いっさい言いません。
「自分はどう思うの?」
「じゃあ、どうしたらいいと思う?」と
子供達に自分で考えてもらうそうです。
さすが、コーチングのプロですね!
子供達は、
プレゼントを変更したり、
「今日から、僕、毎朝新聞を取りに行くよ」
「私は、毎日、庭の木の水やりをする」
というように、
自ら行動を始めるそうです。
すごいですね~。
ちなみに、比田井家の場合は…
「人様から物をもらうのに、
『○○が欲しい』
なんて言うのはサンタさんに失礼だよね。
サンタさんは、
ずっと寛太のことを見ていて、
寛太に必要だと思うものを
選んでくれるんだよ。
ありがたいね。」
今は、あちこちにサンタさんの置物や
イルミネーションがありますが、
寛太は、あのサンタさんたちは、
夜中になると動き出して、
いい子で寝ているか、
様子を見に来ると思っています。
以前「さんまのからくりテレビ」で
クリスマスの日の朝の
ある男の子の様子を映したビデオを観ました。
5~6才くらいだったと思います。
朝起きて、
プレゼントを見つけた男の子が、
喜び勇んで、
お父さん、お母さんのところに
プレゼントを持ってくるんですね。
「サンタさんが来たよ!」と
大はしゃぎです。
まさに「狂喜乱舞」の状態です。
窓を開けて、大きな声で
「サンタさん!ありがとう!!!!」
と叫んだと思うと、
「こんな僕のところにも
サンタさんが来てくれた!
こんな僕のところにも…」
と今度は泣き出すんですね。
うれし泣きです。
号泣です。
「こんな、
こんな僕のところに来てくれて
サンタさんありがとう~!
ありがとう!!!」
と、泣きながら叫び、
また号泣…。
いい子だなぁ、としみじみ思いました。
この子のお家では、
サンタさんのことをどんな風に伝えていたのかな?
と気になりました。
いろんなお家に、
いろんなタイプのサンタさんが来ると思いますが、
どんなサンタさんにせよ、
子供達が喜ぶ顔を見るのは、
とっても楽しみですね!(^-^*)
━━━━━━━━━
■ 余談ですが…
━━━━━━━━━
私たちが時々行くラーメン屋さんには、
水槽があります。
熱帯魚がたくさん泳いでいるのですが、
「ファインディング・ニモ」で有名になった、
「カクレクマノミ」もいます。
魚の名前にはうるさい(?)寛太ですが、
この「カクレクマノミ」のことは、
「ニモ、ニモ」と呼んでいます。
水槽の隣の席になると、
ずっとご機嫌でニモを見ています。
先日、姉と一緒に(寛太はいなかったのですが)
そのラーメン屋さんに行きました。
ちょうど水槽の隣の席になりました。
私が、
「この席がとれると、
寛太がいつも、ニモを見てご機嫌なんだよ~」
と話したところ、
姉は、「へぇ~…」と楽しげに水槽を見つめながら
「それにしても、
おっきいね!
このミノ!」
…えっ!?
「ミノ」ですか??
あの「みのもんた」さんですか???
いやいや、「みの」にしては、
ちっちゃいですよ!
もう、あのニモに
みのもんたさんの顔がかぶって、
笑えて仕方ありませんでした。
以来、ニモを見ると
どうしても思い出し笑いをしてしまいます。
さらに余談ですが、
その日の夜、家に帰った姉が、
その「ミノ」の話をダンナ様にして大笑いした後、
2人でネギの話をしていたそうです。
種類の違うネギを目の前にして、
どんなネギがいいだの、
このネギはこうして料理したらおいしいだの
話をしていたそうです。
そして、
「私はやっぱり、
下仁田(しもにた)ネギが好きだなぁ…」
と言おうとした姉の口から出た言葉は、
「私はやっぱり
下ネタネギが好きだなぁ…」
…し、シモネタ、ですか…。
やっぱり(笑)。
こんな姉の家庭は
毎日笑いが絶えないそうです。
平和です。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!!(o^-^o)
━━━━━━━
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━━━━━━━
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ひとりでも多くの方に、このメルマガを読んでもらえれば幸いです。(^-^*)
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